不育症・習慣性流産の鍼灸

 

不妊症や不育症、妊娠中の不調などに使用する鍼灸の穴をまとめてみました。→こちら

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鍼刺激で子宮と脳の血流が増加する研究結果が出ています。

また体外受精後24時間以内に鍼灸を行うと、着床率が上がると言う研究結果も出ています。

 

東洋医学では女性の身体に血液がしっかり流れて、冷えもなくしっかりとした栄養分がいきわたり、ホルモンバランスが整って心と身体がイキイキしてくれば、自然に元気な子供が育っていくと考えられています。

青熊宇都宮治療院はそのお手伝いやアドバイスをしている鍼灸治療院です。

妊娠前から出産後の授乳期、その後の体力回復まで、東洋医学に基づいた針灸治療と、健康増進のためのアドバイスをご提案、ご提供いたします。 自宅でもできる、お灸のポイントをお伝えし、本格的なお灸のやり方も、実際にレクチャーして、体質改善をサポートいたします。

ひとりで悩まないで、気軽にご相談してください。

私たちはこれまで不育症や流産(稽留流産、切迫流産…)、不妊症、生理不順や生理痛などのデリケートな女性の悩みに携わってまいりましたが、せっかく妊娠ができたのに、流産してしまったと言う悲しい現実を乗り越えるために、多くの女性とその家族ががんばっていらっしゃる事を、目の前にして何としても力になりたいとの思いで、取り組んでおります。

赤ちゃんを失うことは、とてもつらい経験ですし、精神的に追い詰められる方もいらっしゃいます。

こころのケアも重要な要素です。

流産したことで自分を責めたり、もう一度妊娠を望む気持ちと次も流産するのではないか?
などと言う不安が、心を閉ざしてしまわないように、時間をかけて、お話を伺うことが必用な場合もあります。

また、過度な励ましが負担になることもあります。

体のバランスだけでなく、心のバランスが保てることが、必用です。

治療室が各個室になっておりますので、プライバシーが保たれますので、話しにくいことでも、他の方に気を使わずに、お話をおききできます。

リラックスした時間の中で、体だけでなく心も癒していただければと考えています。

これだけ進んだ現代医学「西洋医学「でも、不育症・習慣性流産(習慣流産)は原因や治療についての情報がまだまだ不足しているのが現実です。

妊娠~出産は自然の摂理ですので、自然に抗うことをせずに、体のリズムを整えることを重視している、鍼灸や漢方などの東洋医学で、自然治癒力を高めて、化学薬品だけに頼らない体作りをすることで、自然な妊娠出産に結びつけることの重要性が、今日見直されています。

不育症(習慣性流産)でお悩みの皆さま、まずは、私たちのような鍼灸「漢方」治療を行う、治療院に相談されてはいかがでしょうか?

不育症「習慣性流産」については、畑と作物の関係を用いて、説明すると、判りやすくなります。

子宮が畑で、受精卵が種だと仮定しましょう。

子宮「畑」が受精卵「種」の着床・育成に適しているならば、種を撒いたら太陽のエネルギーを得て、大地の恵を吸収して、すくすくと育つことができます。

習慣性流産「習慣流産」、不育症の女性は、体質によって、妊娠しても育み育てるだけの力や必要な循環能力が低下している状態だと言えます。

つまり、肥やしが少ないやせた畑だったり、水が少なかったり、逆に水が多すぎたり、やたらに寒かったりと言う状況が考えられます。

例えば、せっかく、種「受精卵」が畑「子宮」にまかれたのに、「畑子宮や女性の身体」が、水分や衛陽が足りなくて「貧血」、冷たく「冷え性」だったり、御茶やコーヒーの飲みすぎで水肥り「根腐れ」の状態では、なかなか胎児が発育する環境にはならないと言うことなのです。

その他にも、太陽の恵が必要なのに、温室育ちにしてしまって、ひよわであったり、お酒や煙草、添加物の多いお菓子などを多量に食べていては、農薬に汚染された、畑の植物と何ら変わりありません。

不育症や習慣性流産「習慣流産」では、このようなことを整えていけば「出産」の可能性が高まるといわれています。

 

不育症・流産予防の鍼灸
人体は、季節や日照など、自然のリズムや自然界の影響を常に受けています。

ですから、治療として不育症や流産(稽留流産「けいりゅう流産」、「切迫流産など」に取り組む場合、 西洋医学的に考えることも重要ですが、自然のリズムを大切にする東洋医学「漢方」の考え方を取り入れることも有効な手段です。

そのことを意識して、受精卵~胎児~誕生!というように、順調に育っていく環境(子宮)づくりをすることが必用ではないかと、私たちは考えています。

青熊宇都宮治療院では、この「順調に育っていく環境(子宮)づくり」のお手伝いをしております。

痛みの少ない、極細の銀の鍼を使用しています。 “年齢や月経周期など、異なる状況”があるからこそ、年齢や周期、様々な生活スタイルに合せた鍼灸が必要になります。

繊細な技術で、体質に合わせた鍼灸を行います。

体外図性後の鍼灸治療について、まとめました。こちらのページ←をご一読ください。

こんなことがポイントになっています。

女性の生理周期について、期ごとの子宮内環境と働きは、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と言うように分けることができます。

①月経期は大掃除の時間。
必要の無くなった子宮粘膜や古い血液を体外に排出する大掃除の時間です。

必用な大掃除が十分に行われなければ、新しい良い状態の子宮粘膜は形成されません。

従って、月経が短かったり、経血量が少ないなどの場合は、古い老廃物が残っている可能性があり、新しい子宮粘膜が十分に形成できないこともありえます。

②卵胞期は省エネ充電の時間。
無駄なエネルギーは消費せず、エネルギーを高温期に向けて蓄積して、体温を低い状態に維持します。

また、月経期で減った血液の量を回復する「充電期間」でもあります。

卵胞を育てるためには体温が低すぎても悪影響を及ぼします。

また「低温期体温にバラツキがある」「低温期なのに体温が高い」などは無駄にエネルギーを消費していることを意味しますので、一定の温度である必用があります。

③排卵期は爆発の時間。
蓄積されたエネルギーがピークに達し、一気に爆発させて子宮内を活発に働かせる時間です。

体温が「低温期」から「高温期」へと移行する重要な転換期となります。

転換がだらだらと3~4日かかったり、上昇と下降を繰り返すことは 子宮内の効率良い活性を邪魔する要因になりかねませんので、この転換は速やかでなければなりません。

④黄体期は暖かく育む時間。
体温は高くなり暖かい体内環境となります。

暖かい環境を維持することで受精卵は十分なエネルギーや栄養を取り込みながら育っていく訳です。

生命を育むためには暖かく柔らかい、ベッドのような子宮内膜が必要となります。

高温期の体温が低かったり、高温期が短かったりなどは、受精卵や子宮粘膜の発育不良の原因となります。

この状態は子宮内の「栄養不足」や「エネルギー不足」を意味します。

体質改善ができ、無事出産された方は、以前と比べ「生理トラブルがなくなった」「身体が軽くなった」「肌がキレイなった」「元気になった」と言われることが多いようです。

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