当院にはしばしばパニック障害の患者様がいらっしゃいます。
鍼灸で症状が緩和する事はもちろんよくあるのですが、どのような生活を心がけるのかを、脳科学の側面からアドバイスする事で、多くの人が改善傾向を示します。
鍼灸刺激は脳内のストレスを抑制する事が科学的に証明されています。
ですので、適切なツボに刺激すれば、とりあえずその場での不安感は抑制される場合が多いです。
ただ、脳は不安な気持ちを記憶していますので、条件が整うとまた不安になりやすいです。
その不安を遠ざけるためには、精神力が必要なのではなく、脳をごまかすすべを身に着ける事が重要なのです。
ですので心が弱いとか、自分はだめだとか、自信がないとか、過去に酷いトラウマがあるとか、そういう話とは全く違う話で、パニック障害になる条件から遠くに精神を置く事、を実践する事を模索する必要があります。
例えば、車の運転でパニックがでてしまって社会生活が営めない患者様がいるとします。
さてこの患者さん、普段運転しない車なら、パニック障害が出ないのです。
つまり、この患者さんは心が弱いわけでも、過去のトラウマが酷い訳とは全然違うアプローチで、改善する余地があるのです。
車を運転するときに、運転操作に集中しなければならない状況だと、パニックが出ないんですね。
つまり普段の運転は慣れているので、自分に向き合うだけの脳のキャパがあり、パニックに結びつく気を国アクセスしているのです。
それが通常と違う状況の運転ならば、自分に向き合う余力がないので、パニックは出ないのです。
多くのパニック障害の患者さんに共通しているのは、自分と向き合う時間を少なくすることで、症状が改善する事です。
つまり家に引きこもったり、寝込んだりしない方が良いのです。
人と関わったり人と話したりした方が良いのです。
外に出て太陽に当たった方が良いのです。
もちろん最初から全部改善する事はできないものです。
ですのでスモールステップで、丁寧にお話を伺いながら、提案していきます。
当院ではそうしたカウンセリングに鍼灸の効果をプラスして、施術をしていきます。
お気軽にお問い合わせください。
 


パニック障害当事者語る、発作の意外なトリガー 池守りぜね
https://toyokeizai.net/articles/-/892284