Archive for the ‘鍼’ Category

抗がん剤による味覚障害に対する鍼治療例

当院にご来院された、50代後半の男性の症例です。
抗がん剤治療により、全身のむくみ、味覚障害があり、入院中に腰痛と足のしびれを感じるようになり、当院に来院されました。
足のしびれには鍼通電療法を行い、四肢のむくみ、顔面部のむくみ、味覚障害の改善を目的に、漸進的に鍼治療を行いました。
顔面部には細く短い鍼を短刺激で行いました。
初回の治療から、味覚が少し回復したとのこと。
3回の治療で、食事がおいしく食べられるようになり、腰痛しびれがかなり良くなったとのこと。
詳しくはお問い合わせください。

微弱電流がガン免疫に効果的

最近注目されているマイクロカレント「微弱電流」は当院でも、鍼通電や、軽皮刺激を行える低周波治療器などを用いて、施術を行うことができます。
微弱電流は、組織の修復に役立つことがこれまで明らかにされてきましたが、
ガン抑制に役立つ、免疫力の活性化につながることが分かってきました。
がん患者の皆さんは、抗がん剤を使用することが多く、抗がん剤はがんにも効果が見込まれる一方で、自らの細胞も弱らせてしまうので、免疫力が下がってしまうという副作用がありました。
本来はがんに対抗するためには、免疫力を下げたくないのに、残念な副作用でした。
また放射線治療を始めとする、光線治療は、がんに届く前に、体表や周囲の組織をにも打撃を与えてしまい、組織がひきつったり、焼けど後のようになってしまう後遺症がありました。
そのような組織修復や、ひきつりの防止にも、鍼灸刺激と、微弱電流の組み合わせは、有効です。
なぜ鍼と微弱電流の組み合わせが有効なのかと言うと、鍼は体の深い所まで届くからです。
人間の皮膚や、皮下組織、筋肉には、電気抵抗があります。
その抵抗は、個人差があり、例えば、皮下脂肪が多いかどうかなどに左右されます。
つまり、皮膚に張り付けるタイプの通電では届きにくい所に、鍼は直接刺激を届けることができます。
ですので、がん治療後の後遺症に、鍼通電は有効な手段と言えるでしょう。
スポーツにつきものの外傷の部位に、直接鍼を届かせて、マイクロカレント「微弱電流」を通電することも可能です。
詳しくはお問い合わせください。
→科学新聞より→
微弱電流でがん転移抑制 九大が装置実用化めざす
https://sci-news.co.jp/topics/9443/
九州大学大学院薬学研究院の吉田優哉助教、大戸茂弘特命教授、松永直哉教授らの研究グループは、微弱な電気刺激を与えることで、マクロファージのがん免疫を活性化できることを明らかにした。

長男の内側方野球肘の経過記録

 内側型野球肘は、学童野球や中学野球選手にとってはありふれた物です。
少年野球選手の20パーセントくらいは経験したことがあるとされています。
さてこの内側型の野球肘に、我が家の長男がなってしまいましたので、その経過と鍼灸治療、ストレッチ、微弱電流治療などについて経過などを記したいと思います。
8月の第1週のグラウンド練習中に、外野からの送球で強く投げる事を意識している時に、肘が突然痛み出したとの事。
そのさい、肘にイオンがしたように感じられたとのこと。
帰宅後、鍼治療を行い、ストレッチ痛等の有無を確かめた所、左肘屈曲時に、左肩を触ると痛みが出る。
肘を最大伸展すると痛い、左肘に腫脹が見られる状態。
鍼治療後ストレッチ痛は軽減した物の、野球肘の可能性が強いので、翌日のグラウンド練習は投げて痛みが出る場合は、ボールを投げないように通達。
翌日のグラウンド練習の途中で痛みが出たため、練習中止。
その後2週間バットボールを使わない安静機関となりました。
その間、毎日鍼治療とストレッチを行いました。
 ①最初の1週間で、肘の腫脹は無くなり、左肩を触る屈曲動作、最大伸展でのストレッチ痛もなくなりました。
内側の圧痛も10日くらいで消失しています。
 ②2週目の半ば、このだんかいから徐々に、筋力トレーニングを開始。
プランク、逆立ち、ライオンジャンプ、ロープ縄跳びなどをテスト。
ブリッチは痛みがないが、ブリッチで歩くと痛い。
ライオンジャンプは痛みがないが、逆立ちで片手になると痛い。
プランクはできるが腕立ては痛い。
などが分かったので、痛みが出る種目は中止し、他の種目を毎日継続。
バッティングは痛みのない右手の実で片手バットでトレーニング。
 ③発症から3週間、逆立ちでも片手で痛みがない。腕立てができる。ブリッチで歩いても痛みが出ないため、種目を追加。
ロープぶら下がりは痛みがないが、ロープ登りは痛い。
左手の片手バットは痛い。
メディシンボール投げ3kgは痛くない。
塁間を試しに投げたらまだ痛みがあるとのこと。
3週目に念のため整形外科を受診。
軟骨に大きな損傷はないので、痛みがなくなってから徐々に投げ始めて良いと診断。
私の判断で、毎日これまで行ってきた全てのトレーニング目乳で痛みがなくならない限り、グラウンドでは投げないように通達。
 ④4週目、左肘内側の筋緊張はずいぶん少なくなる。
この3週間、微弱電流でマッサージを行える治療器も使用しましたが、使用前後と鍼治療前後を比較し、明らかに鍼治療の方が筋肉が柔らかくなることを確認。
ロープ登りでの痛みが軽減。左の片手バット開始。
バッティングに力強さが出てきた。
1日5級程度の50パーセント程度の投球。
ウレタンボール、カラーボールなどの守備練習開始。
⑤ 
80パーセントの投球で20級程度行っても痛みが出ない。
5キロのメディシンボール投げも痛みがない。キレダス20球開始。
投球練習を行った翌日は投げないなど、休息と回復を意識したトレーニングを行う。
鍼治療は3日に1度くらいに。
現在このような形で回復し、明日からグラウンドでも投げる予定です。
 ⑥考察
ボールを投げるときには肘には大きな力が加わります。速い球を投げようとして、肘に負担が大きくなると、少年期の選手は内側の軟骨を損傷することがあります。
強く力がかかって、怪我をする場合と、沢山投げすぎて疲労が蓄積して、延焼したり、やはり軟骨が損傷する場合もあります。
肘には上腕骨、橈骨、尺骨の3つの骨があり、これらをつなぐ靭帯が内側と外側にあります。
また上腕骨の内側にはボールを握ったり、投球中にスナップを効かせたりする筋肉がついています。 ボールを投げるときには肘の内側では「牽引力」により、骨や靭帯が引っ張られて剥離骨折や靭帯損傷などが起こります。
外側では「圧迫」により軟骨や骨が陥没するような障がいが起こり、
後方では骨同士の「衝突」や「こすれ」により疲労骨折が起こったり、骨や軟骨が欠けたり削れたりします。
我が家の長男がなったのは上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘)と呼ばれる物と思われますがO整形外科では大きな損傷はないとされましたが、上腕骨内側上顆裂離もあった可能性があります。
と言うのは1球強く投げた直後に痛みが出たと言う部分が、気になるポイントです。
リトルリーガー肘は子供に起こる障がいです。肘の内側の骨の出っ張り部分(内側上顆といいます)の成長軟骨が障がいされます。
徐々に肘の痛みが出て、初めのうちは投球後数時間で痛みはおさまってしまいますが、そのうちに痛みがおさまりにくくなります。子供の野球肘はほとんどがこの障がいです。
多くは1~2か月の投球中止によりほぼ治癒します。投球(送球)以外のランニング、バッティング、ノックの捕球の練習などは中止しなくてもよい場合がほとんどです。
上腕骨内側上顆裂離は上腕骨内側上顆障害とよく似ていますが、これはある1球を投げた時から急に痛みが出ます。肘の内側の出っ張り部分(内側上顆)の成長軟骨や骨が割れたもの(裂離といいます)で、怪我の一種です。怪我なので1~3週間程度固定が必要な場合もあるようですが、必ずしも固定しないとする整形外科も多いです。
また見た目上剥がれているように見えて、内側上顆裂離ではなく、腱付着部の炎症と言う場合も多いとされ、専門医の診断が重要になります。
つまり、経過観察で、軟骨に問題がなければ、筋腱関節周囲の炎症や、筋の緊張を是正する事、筋力の回復、柔軟性の回復によって、投球開始時期を決定できると言う事になります。
今回痛みが出てから3種目の通院でしたので、軟骨が1部割れていたとしても、すでに癒合していた可能性もあります。
どちらにせよ、診断では軟骨に大きな損傷はなく問題はない。痛みが収まれば練習開始可能とのことでしたので、大きな括りではリトルリーガー肘と言う結論で良いと思われます。
長男は中学2年生ですが、第2次成長期に入ったのが、今年の4月。
肘を痛めたのは8月。
まだまだ軟骨が、大人の骨になりきっていない時期なので、体が大きくなり、パワーがついてきた事で、逆に軟骨への負担は増していると言う訳です。
ここで投げすぎたり、良くないホームで投げたりすると、将来に問題が出ると言うことですね。
 ⑦他の内側肘障害にはこのような物が挙げられます。
上腕骨内側上顆骨端線閉鎖不全
中学生頃に肘の内側の出っ張り部分(内側上顆)の成長軟骨と上腕骨の間は徐々に癒合し、投球側が先に癒合するといわれています。しかし、フォームが悪かったり、球数が多くなったりして強い牽引力が繰り返し加わるとなかなか癒合しなくなることがあります。数か月の投球中止で癒合することが多いですが、手術でネジなどを使って固定することもあります。とのことで、大まかに治りきらないのに投げ続けるとこうした障害になりやすいと言う話ですね。
上腕骨内側上顆骨端線離開
上腕骨内側上顆骨端線閉鎖不全と似ていますが、これはある1球を投げた時から急に痛みが出ます。投球時に内側の筋肉に引っ張られて肘の内側の出っ張り部分(内側上顆)の成長軟骨が上腕骨からはがれた状態です。ずれが大きい場合は手術が必要です。とのことで、これは完全に一度軟骨がはがれた状態ですので、再び正常な位置にくっつかないと、障害を残してしまうので、正しい位置に固定しなおすOPが必用な場合があると言う事ですね。
内側側副靭帯損傷
通常高校生以上で起こります。投球時の「牽引力」により内側の靭帯が引っ張られて損傷します。疲労がたまって徐々に傷んでくる場合と急に断裂する場合があります。
投球を中止し、フォームや体の硬さなどに問題があればこれを改善します。また靭帯を補強してくれる腕の筋肉(回内屈筋群)を強化するなどのリハビリ治療を行います。最近では、多血小板血漿(PRP)治療という再生医療の一種を行うことも多くなってきました。それでも改善しない場合には手術を行うことがあります。手術はトミージョン手術と呼ばれる靭帯再建術を行います。手首のすじ(腱)を肘に移植して靭帯を再建します。復帰には1年ほどかかります。
回内屈筋群の障がい(肉離れ、疲労)
投球により腕の内側の筋肉に疲労がたまったり、肉離れが起こったりすることがあります。投球を休止し、痛みが治まったらフォームや体の硬さなどの問題を改善したり、腕の筋肉のストレッチを行ったりして再発を予防します。
尺骨神経障害
長年野球をすることにより肘に変形が起こり、この変形によって内側の神経(尺骨神経)が圧迫されたり、肘周辺の発達した筋肉が神経を圧迫したりして小指や薬指にしびれが出ることがあります。投げているうちにしびれが出て投げられなくなることもあります。投球の休止、腕の筋肉のストレッチ、フォームや体の硬さなどの問題を改善します。こうした治療で改善しない場合には手術が必要となることがあります。
 ⑧中学生は成長にばらつきが多いので注意。
中学生は成長期がどの段階で始まったかによって、野球肘の症状が変わってきます。
第2次成長期は男の子では、声変わり、陰毛、腋毛、あごひげなどが生える、セガ延びるなどの身体変化が著しい時期です。
子どもの骨端は軟骨で、大人になるにつれて、骨が伸びつつ、軟骨は正常な骨にっ変わっていきます。
軟骨は軟弱で割れやすいので、成長が遅いタイプの選手は障害をおこしやすい傾向にあります。
早く成長したタイプは、軟骨は大人の骨に変わっていますが、今度は靱帯を損傷しやすくなります。
どちらにせよ、日頃から正しいホームで投げ、休息を取り、筋力や柔軟性を付けることが重要になります。


ためしてガッテンで逆子や慢性通の鍼治療が紹介されました

このところNHKで鍼灸が良く取り上げられておりますね。
当院でも慢性通や逆子の鍼灸を行っておりますので詳しくはhpをご覧ください。

慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP(仮 … www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190123/index.html http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190123/index.html

股関節が痛い皆様へ

股関節の周囲には大きな筋肉が沢山あります。
深い所の筋肉は、マッサージをしてもなかなかほぐれません。
鍼治療なら、不快処の筋肉にも届きます。
股関節の痛みに悩んでおられる皆様、1度鍼治療を試してみませんか?
青熊宇都宮治療院☆鍼灸指圧マッサージ☆「栃木県」 » 股関節の痛み http://aocuma.com/?page_id=8711

梅雨の頭痛には鍼灸、疲労にはマッサージがお薦め

梅雨時期は低気圧が多く到来しますので、血管が拡張しやすく、偏頭痛がおきやすくなります。
このような症状には鍼治療がお薦めです。
即効性があります。
副作用がないことも、安心安全ですね。
疲労もたまりやすいですよね。
疲労には指圧マッサージがお薦めです。
お子様をお連れになっても大歓迎です。青熊宇都宮治療院☆鍼灸指圧マッサージ☆「栃木県」 » 頭痛の鍼灸 http://aocuma.com/?page_id=5291
青熊宇都宮治療院☆鍼灸指圧マッサージ☆「栃木県」 » 指圧マッサージについて http://aocuma.com/?page_id=103

肥満は免疫力を下げると言う研究結果です

肥満で免疫細胞老化、高まる生活習慣病リスク 慶大など http://www.asahi.com/articles/ASJC751C2JC7ULBJ00G.html → 当院ではお灸の免疫力を上げる作用や、副作用のない鍼治療、マッサージを行っています。 また運動指導、基礎代謝を上げるための食習慣の改善などを指導することで、健康を取り戻し、若々しい心身となりうることを患者様にお伝えしています。 健康で長生きが、最高の贅沢だと思いませんか?

マッサージと鍼両方がお得

マッサージ50分、鍼治療40分の全身コースがお得です。
「90分5000円」
お気軽にお問い合わせください。
マタニティーマッサージ対応しています。
妊娠中の辛い腰痛には鍼治療がお薦めです。副作用もなく安心安全です。

妊娠中の腰痛に鍼がお薦め

妊娠中の腰痛には、鍼が効果的です。 当院には多くの妊婦さんが来院されます。 妊娠後期になると、体重の増加や、おなかが大きくなることによる、バランスの変化で、腰に負担がかかりやすくなります。 特に臀部股関節周辺や、腰椎・仙骨付近の痛みが辛いと言う訴えが多いです。 このような症状には、マタニティーマッサージに加え、鍼を行うと、驚くほど症状が改善する妊婦さんもおります。 それぞれ生活スタイルや、体重の変動幅、筋力などに違いがありますので、どれくらいの施術回数が適当であるかは、難しいところですが、多くは数回で効果が表れます。 どうしても体重は増えていきますので、出産まで腰痛を再発させないと言うのは、難しいことですが、鍼を行うと行わないでは、腰痛の度合いに大きな違いがあると、患者様から好評をいただいています。 鍼が怖いとお考えの方も多いようですが、出産に比べれば屁みたいなものですので、ご心配無用です。 通常の注射針に比較しても、痛みの度合いは、かなり抑えられています。 詳しくはお気軽にお問い合わせください。

冷え性を克服しよう。あきらめないで40台の妊活

 当院には冷え性の患者様が多くいらっしゃいます。 冷え性と共に腰痛症があったり、不妊症や不育症であったりするわけですが、低体温になるとさまざまな弊害が起こりえます。 鍼は多くの熱賛成と、脂肪の消費に関与している筋肉に直接刺激が可能な、治療方法です。 筋肉に存在する需要期を刺激することで、血流を良くするだけでなく、代謝を活発にすることが可能です。 またホームページでも解説していますが、お灸の作用をプラスすることで、より効果的な施術が可能です。  今回は、 冷え性と関係のある基礎代謝について、解説します。 基礎代謝と言う言葉を聞いたことがあると思います。 基礎代謝」とは、何もしていなくても消費されるエネルギーで、人が最低限生きていくために必要な部分を指しています。 基礎代謝は1日に消費されるエネルギー量(カロリー)の60%~70%を占めており、20代の成人男性では1日に1500キロカロリーくらいは必要とされています。 残りの30%~40%の内、 20%~30%が「活動誘発性体熱産生」と言われるもので、生活に必要な身体活動やスポーツなどで消費される部分です。 他の10%~20%が「食事誘発体熱産生」と言われる部分で、消化活動に必要なエネルギーです。 日本人の平熱は、平均36.89℃とされています。 人間は変温動物ですので、何もしないで生きていくだけでも、体温を維持し、細胞が活動し続けなければなりません。 体温が20度を下回ると、心臓が止まってしまいますし、体温が42度を上回ると、酵素の働きが適正に保たれず、生命活動に支障をきたします。 人は活動レベルの低い睡眠時「早朝」に体温が最も低下し、に日中に活動レベルが上がりますので、夕食の時間帯くらいに熱が最も上がります。 通常1日のうちの体温の変動は1℃以内におさまります。 人は体温がほとんど変化しない「恒温動物」です。 体温を一定に保つことで、常にさまざまな運動を行うことができ、気温の変化に左右されずに、生きていけるのです。 これが変温動物との違いなのですが、実はこの体温維持のために、人はエネルギーの多くを費やしているのです。 代謝とは体内でおこる、化学反応のことで、人の活動は化学反応で成り立っていますので、熱を作るためだけではなく、運動をしても、消化をしても、物を考えても代謝は常に引き起こされているのですが、その内の生命維持に必要な代謝のことを基礎代謝と呼んでいます。人はただ生きている訳ではありませんから、食べたりおしゃべりをしたり、運動をしたり、考えたりして、常に化学反応を引き起こしています。 活動をすればするほど、熱が産生されます。 人の場合、エネルギーの75%以上が熱に変換されているとされています。 つまり、何かをしようとしてその運動に使用されるエネルギーは25パーセントで、75パーセントは熱に代わる訳です。 この熱が多すぎると、汗を出して放熱をし、体温を一定に保つ訳ですが、これは自律神経の働きです。 自律神経は視床下部の指令を受けて、血管や汗腺の開閉をしたり、心臓のポンプ作用の調整をしたり、消化器系の活動を調整したりしています。 寒いと体が震えますが、これは視床下部が働いて、本人が意識しなくても、自律的に筋肉を動かしているのです。  さて、やや小難しい話になってきましたが、ここからが本題です。 実は現代日本人は基礎代謝が落ちていると言われています。 なぜかと言いますと、大きく分けて、二つの要因が上げられます。  1.肉体労働の減少。 社会構造的にホワイトカラーが多くなってきているのもそうですが、家事労働も簡素化されましたし、肉体労働にしても、工場生産や工作機械の充実、輸送車両の充実で、減少しています。  2.住環境の改善。 くウラーや暖房器具の充実で、体温調節を自らしなくても快適な空間が提供されています車社会で、外を歩く機会も減っています。外気に触れる機会が減っているのです。   肉体労働の減少により、日本人の筋肉量の減少と体脂肪率の増加で、容積に比較して、熱賛成能力が少なくなってしまっています。 また住環境の充実は、視床下部の働く機会を減少させ、必要な時に熱を作れと言う指令がおろそかになっています。  これらに加えて、特に女性では、体が痩せている方が良いと言う風潮で、ダイエットにより、筋肉量を減らしてしまい、基礎代謝が落ちてしまうと言うことも、問題となっています。  。   ご存知ですか?基礎代謝の内、約40%が筋肉で消費されています。 基礎代謝に加えて、生活活動や食事に伴う骨格筋や平滑筋の活動を加えると1日のエネルギー消費量の24%~28%が筋肉で消費されているのです。 つまり筋肉量を増やせば、エネルギーを消費しやすく、熱賛成能力も高まると言う、一挙両得が成立すると言う訳なのです。 筋肉のエネルギー源は脂肪ですので、体脂肪率を下げ、代謝効率を上げ、冷え性を改善すると言うことにつながる訳ですね。    脳トレも重要です。 皮膚皮下組織の温度が下がると、神経を介して視床下部に伝わります。 視床下部が低温を感知すると、自律神経の交感神経が活性化して褐色脂肪組織や白色脂肪組織にノルアドレナリンが放出されます。 細胞内の受容体を刺激することで白色脂肪組織では、脂肪分解がおこります。 また赤色脂肪組織では、マクロファージが活発になることで、、発熱遺伝子発言を活性化します。 脂肪酸の動員エネルギー消費を増加させるので、熱賛成能力が向上します。 甲状腺ホルモンや黄体ホルモンなどにも代謝を亢進して熱の産生を促す作用があるため、脳と体の健康が、エネルギー代謝には重要なキーワードとなっています。 つまり、何時でも一定の温度に保たれた環境では、必要な熱賛成メカニズムが、発揮されにくくなります。 室外に出て活動することが重要なのです。  筋肉と脳は一体化して考えるべきです。 筋が収縮するとき、場合によっては安静時の約10倍以上の熱が産生されます。 スポーツは熱賛成能力の向上に、もってこいです。 運動すると熱が沢山作られる訳ですが、安静にしていても筋肉は熱を作っています。 UCP-が、筋の熱産生に関係していることが、近年わかってきています。 UCP3は骨格筋の「速筋」のミトコンドリア内膜に存在しています。 ミトコンドリア内膜の脂肪酸の通過や、活性酸素の除去などを助けることで、代謝を活性化します。 UCP1は褐色脂肪細胞に特異的に存在し、主な機能は脂肪燃焼と熱産生です。 交感神経の昂進→β3アドレナリン受容体の刺激は、UCP1による熱産生を活性化します。 また、白色脂肪細胞の中性脂肪の分解も促しますので、体脂肪の減少に寄与します。 UCP2は全身的に分布しており、白色脂肪組織や骨格筋、脾臓、小腸に多くあります。 白色細胞のUCP2は刺激によって中性脂肪を分解して脂肪酸を送り出します。 視床下部は自律神経系の中枢です。 自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。 筋肉や組織の、様々な受容体への働きも、視床下部と自律神経系の一体運用のなせる技なのです。

過敏性腸症候群と鍼灸

漢方医学では、熱の便秘、冷えの下利とされ、食事、運動、精神的要因、様々な原因が想定されます。
当院では、患者様の生活状況や、症状の出始めた時期や経過をよく伺い、カウンセリングを重視し、針灸を行い、自律神経を調整していきます。
この症状は精神的なストレス、生活の乱れによって引き起こされることが多いため、症状を改善するにはこれらの要因を解消することが必要となります。
ストレスが原因となっている場合には、何がストレス要因かをはっきりさせていくことが必要となります。
その上で、時間をかけて、克服できるものか、回避すべきものか、受け入れるべきものかを、患者様と供に考えていきます。
そのプロセスによって、精神的緊張や、パニック障害からの離脱を図ります。
生活の乱れが原因となっている場合には、適切な睡眠、運動、食事の提案を行います。
先天的な虚弱や、自律神経機能の問題に対しては、根気強い体質改善が必要になります。
自宅での施灸や、定期的な鍼灸治療をお勧めしています。

現代医学では、過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん、Irritable Bowel Syndrome, 通称:IBS)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称とされています。
検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないことを条件とし、大腸、小腸を初めとした中空臓気や、内分泌系、精神活動とも関係が深い、自律神経失調の1種と考えられます。
したがって、以前は過敏性大腸症候群と言われていましたが、今では大腸だけにホーカスを当てないと言うことにしているようです。
この病気のプロセスは、様々です。
ただ、長の動きには、自律神経が大きく関与しており、その自律神経の不安定な状況が、症状と直結していると考えられています。
したがって、精神的な緊張が引き金となったり、暴飲暴食やアルコール、薬物の摂取が引き金となる場合もあります。
現代社会では、学校や勤務先でのストレス、家庭内のストレスなど、様々な社会的なバックグラウンドが影響し、多くの方がこの病気に罹患しています。
そもそも神経質な性格であったり、そうではなくても何かをきっかけに下利をしてしまい、それがトラウマになる事もありえます。
近年、過敏性腸症候群(IBS)にはセロトニンという神経伝達物質が関係していることが指摘されており、セロトニンは、その約90%が腸内にあるため、ストレスによって腸のセロトニンが分泌されると、腸のぜん動運動に問題が生じ、IBSの症状が現れるとされています。
症状の現れ方によって、不安定型、慢性下痢型、分泌型、ガス型の4つに分けられます。
排便により、しばらくは症状が軽快するが、またぶり返す。→不安定型
腹痛および腹部の違和感、下痢と便秘が複数日間隔で交互に現れる。「交代性便通異常」。 →慢性下痢型
少しでもストレスや不安を感じると下痢を引き起こす。「神経性下痢」。→分泌型
強い腹痛の後、大量の粘液が排泄される。→ガス型
ガス方では、常に「ガスが漏れて周囲の人に嫌がられているのではないか」という不安に苛まれ、それがストレスを増幅し、悪循環に至ることも多いとされています。
※ 機能性消化管障害に関する診断と治療の世界標準であるローマ基準IIによると、ガス型は過敏性腸症候群ではなく機能性腹部膨満症に分類されるようです。
→宇都宮を初め、栃木県全域から、患者様がいらっしゃいます。お気軽にお問い合わせください。

耳鳴りと鍼灸

耳鳴りは、原因不明と診断されている方も多く、なかなか完治が難しい症状です。
難聴とともに出現することが多く、外有毛細胞の障害がその原因であると想定されますが、明確な原因は不明です。
病院を訪れた耳鳴患者は80-90%程度の割合で何らかの難聴を伴うと報告されています。
軽度の急性感音難聴が背後に存在する場合もあり、このような場合にはステロイド全身投与などの治療が行われることが一般的です。
蝸牛性耳鳴では、蝸牛有毛細胞の異常運動、伝達機構の障害、信号変換機構の障害、信号変換機關の障害が考えられます。
またベンゾジアゼピン離脱症候群の1つとして、離脱症状に数えられています。
その他に筋肉の痙攣の場合や、血管病変、脳腫瘍であることも想定されるので、検査が必要な場合もあります。
当院に来院される方の場合、基本的に慢性症状で、どこの病院に行っても直らないので、鍼灸を試してみたいと言う例がほとんどです。
また、出産後の耳鳴りや軟調、流産後の耳鳴りや軟調も見られます。
不妊治療中や出産後は、ステロイド治療を避けたいと言う患者様も多く、このような場合には、鍼灸が効果的です。
腎虚に伴う症状が主であり、全身的な自律神経の調整と供に、特効穴にお灸を継続して行います。
妊娠出産、流産などに伴う耳鳴り軟調は、慢性となる前のものであれば、直りが早いものです。
気質的な問題がある耳鳴り軟調は、完治が困難です。
気質的な問題がないものでも、1年以上数年間も、症状が持続しているものは、長期の施術を行っても、症状が緩和する割合が下がります。
長く耳鳴りに苦しんでいる方の場合、3ヶ月程度は、治療を行い、効果を検証する必要があります。
1年以内の方の場合は、週2回程度の施術で、2から3ヶ月、治療を継続し、症状の緩和や、完治を見る場合が、多くなっています。
お気軽にお問い合わせください。

体外受精後の鍼灸について

体外受精後の生活は、その方によって大きく異なります。
ドクターに普段と変わらない生活で良いと、説明を受けている方もおります。
出血層があるので、絶対安静でいてほしいと、言われる方もおります。
様々な状況がありますので、どんな鍼灸をするのか、簡単にまとめると言う事が、なかなか難しいものです。
その中でももっとも注意すべき点は、どうしたら着床を継続しやすいかと言うことになります。
流産しやすい方の中には、免疫の問題や、血液凝固の問題を抱えている方がおりますので、そちらは事前の検査をされている事が必要です。
そうした情報を踏まえて、血液の流動性を高めるための施術や、消化吸収を促進する施術をしたり、多くの方が悩まれる便秘を解消するための施術を行うこともあります。
おなかに力を入れたくない、運動も制限されている場合、大きくホルモンの状態が変わると、便秘に苦しめられる方が沢山おられます。
停滞腸になってしまい、自律神経の乱れが出てくると、悪阻が重くなったり、肩こりや頭痛、冷え性の原因となり、悪循環に陥りやすくなります。
そうしたことを解消するために、鍼灸は有効な手段の一つです。
妊娠中の鍼灸は怖いと言う方も多くいらっしゃいます。
HPにも掲載していますが、当院は妊娠中の鍼灸では実績があり、多くの方が来院されています。
お気軽にお問い合わせください。

栃木県・宇都宮市保険鍼灸マッサージ会

青熊宇都宮治療院は栃木県宇都宮市保険鍼灸マッサージ会の会員です。
http://www.uhoshikai.com/member.htm
詳しくは上記URLからお入りください。

嬉しいお知らせ

着床確認のご連絡をいただきました。
おめでとうございます。

冷え性と鍼

暦の上では冬になりましたね。
寒い季節、冷え性の方には辛いものです。
青熊宇都宮治療院鍼灸指圧マッサージ「栃木県」の公式ホームページはこちら
腰痛と冷えについての詳しい説明はこちらです。
青熊宇都宮治療院のぎっくり腰の鍼灸治療に対しての、患者さんの声はこちらです。
冷え症の妊婦の早産リスクが三倍との研究論文紹介についてはこちらからどうぞ。
肩こりと冷えについてはこちらからどうぞ。
不妊症に対する鍼灸治療についてはこちらkらどうぞ。
冷えによる様々な症状に、当院では取り組んでおります。
お気軽にご相談ください。

パニック障害と鍼灸

鬱病と並んで、多く来院される症状にパニック障害が上げられます。
青熊宇都宮治療院鍼灸指圧マッサージ「栃木県」の公式ホームページはこちら
青熊宇都宮治療院の鬱についてのページはこちら
パニック障害についても、鬱と同じように、漢方的な考え方に基づいて、症状や反応を分類して、鍼灸を行っています。
徐々に薬を減らして、体調を整えて、不安を取り除くためのカウンセリングを、時間をかけて行っています。
心のケアは、時間を必要とします。
ゆったりとした時間で、体を癒しながら、回復していくことが求められています。

鍼治療の効果

一般的に針治療は、腰痛や肩こり、神経痛のような筋肉や神経の問題に効果があると思われていますよね。
ですが、実際には鍼は内科的な疾患にも効果があるのです。
古くから鍼は、医療として用いられてきましたが、怪我や神経痛よりも、腹痛や頭痛、婦人科疾患に対する記録が多く残されています。
当院で取り上げております「医心方に見る妊産婦の鍼灸治療については、、日本最古の医学書ですが、鍼にまつわる記述が多く、その分野も相当に広いものです。
現代的に言えば、自律神経に対する作用が、鍼にはありますので、それで内蔵機能に影響を及ぼすことができるのだと言うことになります。
「不妊症に対する鍼灸マッサージ療法」についてはこちらからどうぞ
「患者さんの声、不妊症」についてはこちらからどうぞ
「冷え症の妊婦の早産リスクが三倍との研究論文紹介」についてはこちらからどうぞ
青熊宇都宮治療院のマタニティーマッサージについてはこちらからどうぞ
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