Archive for the ‘アトピー’ Category

アトピー性皮膚炎には鍼灸がおすすめ

長く鍼灸を行ってくると、多くの症例を目にします。
そうした経験から、鍼が良く効くなーと思える疾患が明確になってきます。
その症状の一つにアトピーがあります。
経験上若い人のアトピー性皮膚炎の方が、短期間で回復するように思います。
例えば、顔面部の皮膚の剥落が強く、眼の周りに赤みがあり、首の周りがグチグチして、眠れないと言うような、20代の女性で、9ケ月程度でほぼ全身のアトピー症状が、無くなった事例もあります。
膝の裏、肘の内側がグチグチして、背中の皮膚の剥落が酷く、全身がかゆくて不登校になっている高校生が、3ケ月で登校できるようになり、膝や肘のかさつき程度まで回復した事例もあります。
多くの患者様から、ステロイドを使用してきて、皮膚が薄くなってしまっており、ステロイドの頻度を減らしたいと言う希望を承ります。
是非、2から3回程度、鍼灸を行ってみて、効果を試していただきたいと思います。
中高生や若い方には、細くて短い鍼を使用しますので、安心です。
お気軽にお問い合わせください。
→アトピー性皮膚炎の鍼灸 | ☆青熊宇都宮治療院☆
http://aocuma.com/?page_id=8117

アトピーなどにヒスタグロビンと言う選択

ヒスタグロビン治療を知っていますか? 重度のアトピーにも有効「注射治療」の実際
http://toyokeizai.net/articles/-/175215
→日本ではまだ一般的ではないようですが、欧米では広く選択されているようです。
何時までもステロイドに頼るよりも、こちらの方が良いと考えられているようです。
当院でも鍼灸でアレルギーには対応しております。
特に小児喘息などでは有効です。
アトピーに対しても鍼灸は一定の効果がありますが、劇的ではありません。
ストレスによって症状が増減するタイプには、鍼灸が有効です。
お気軽にお問い合わせください。

→追記

こちらの治療は当院の鍼灸マッサージの保険の同意をいただいている、ふれあい漢方内科で行うことができます。hpはこちら→

ふれあい漢方内科 TOP | 医師紹介 https://www.fureaikanpou.com/doctors

 

アレルゲンを遠ざけるだけではアレルギーは治らないと言うことが一つ証明されました

ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010800691000.html ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制 アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、卵アレルギーになるリスクが、高いことが知られてい ますが、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、 卵アレルギーの発症を80%抑えられたとする研究成果を国立成育医療研究センターな どのグループが発表しました。 この研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの大矢幸弘医長らのグループです。 グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグル ープに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50 ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらい ました。さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時 点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。 その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは 5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したということで グループでは、ごく少量の卵を食べることでアレルギーの発症を80%抑えることがで きたとしています。 グループによりますと国内ではアレルギーを懸念して幼いうちに卵を食べさせない傾向 が強く、3歳児全体の6%近くが医師の指示で摂取を制限しているということです。 大矢医長は「生後6か月ごろから少量ずつ食べ始めたほうがよい結果になることが証明 できた。今後はできるかぎり早期から治療することで、子どものアレルギーを減らして いけるようにしたい」と話しています。 → 発展途上国では先進国に比べてアレルギー疾患が少ないと言われています。 アレルゲンを遠ざけようとしても実際にはどこかで出会ってしまいます。 アレルゲンになれる治療を選択した方が、将来的に不安にさいなまれずに生活をすることができますよね。 鍼灸は本人の体の反応を引き出す治療であり、免疫系にも作用することが分かっています。 アトピーや食物アレルギーは時間がかかりますが、根気強く続けることで効果が表れます。 お気軽にお問い合わせください。