ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010800691000.html ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制 アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、卵アレルギーになるリスクが、高いことが知られてい ますが、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、 卵アレルギーの発症を80%抑えられたとする研究成果を国立成育医療研究センターな どのグループが発表しました。 この研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの大矢幸弘医長らのグループです。 グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグル ープに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50 ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらい ました。さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時 点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。 その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは 5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したということで グループでは、ごく少量の卵を食べることでアレルギーの発症を80%抑えることがで きたとしています。 グループによりますと国内ではアレルギーを懸念して幼いうちに卵を食べさせない傾向 が強く、3歳児全体の6%近くが医師の指示で摂取を制限しているということです。 大矢医長は「生後6か月ごろから少量ずつ食べ始めたほうがよい結果になることが証明 できた。今後はできるかぎり早期から治療することで、子どものアレルギーを減らして いけるようにしたい」と話しています。 → 発展途上国では先進国に比べてアレルギー疾患が少ないと言われています。 アレルゲンを遠ざけようとしても実際にはどこかで出会ってしまいます。 アレルゲンになれる治療を選択した方が、将来的に不安にさいなまれずに生活をすることができますよね。 鍼灸は本人の体の反応を引き出す治療であり、免疫系にも作用することが分かっています。 アトピーや食物アレルギーは時間がかかりますが、根気強く続けることで効果が表れます。 お気軽にお問い合わせください。