Archive for the ‘愛着障害’ Category

愛着と数学が関係している

昨今社会的に認知されつつある障害に、愛着の問題があります。
特に幼児期に子供が満たされるべき愛情が足りない、もしくは方向性が誤ったものであった場合に、愛着障害がおこりやすいとされております。
症状としては、不安、多動、拘り、学習障害など多岐にわたります。
発達障害との区別がつきにくく、時に発達障害がベースにあって、愛着障害も複合的に出てしまっている場合もあります。
どれだけ親が愛情を持っていたとしても、その手法が間違っていれば、子供には伝わりません。
子供のために勉強をさせる。
スポーツをさせる。
それは親として間違った行為ではないことですが、叱りつけてやらされたり、間違えるとペナルティがあったり、子供が日常的に抑圧されたり、嫌悪感を持って取り組まなければならないような状態では、将来的にその子供の認知が歪む可能性が高いと言う訳です。
そして、結果的に問題解決能力が育たないと、数学のような知的な学習が苦手になることもあるのだそうです。
数学に限らず、自己肯定間が高いか低いかで、あらゆる取り組みに、力量の差が生まれることになります。

「教育という名の虐待」が蝕む愛着障害という病 –
https://toyokeizai.net/articles/-/313763
→当院では発達障害や愛着障害に伴う、自律神経の不調に鍼灸をお薦めしております。
小児鍼にも力を入れておりますので、お気軽にお問い合わせください。

子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害 (講談社現代新書)を読みました

最近読んだ子育て本ですが、これ子育てがメインではなく、愛着障害や発達障害のお子さんとそれを取り巻く社会環境について解説した本です。
なかなか読みやすいのでお薦めです。