Archive for the ‘うつ病’ Category

今日の穴、命門「鍼灸マッサージ」

督脈の命門「めいもん」は
腰背部痛、帯下、インポテンツ、遺精、子宮出血婦人科疾患、精力減退などに使用します。
取穴は第2・第3腰椎棘突起間(左右の第12肋骨の先端を結んだ線と正中線の交わるところが命門に当たる場合が多い)に取ります。
解剖→ 棘上靭帯、棘間靭帯、棘間筋 脊髄神経後枝 腰神経後枝 腰動脈背枝。
→当院では腰痛ぎっくり腰、不妊症、不育症、子宮の位置異常、逆子、股関節痛、悪阻、肩こり、自律神経失調症、頭痛、慢性疲労症候群、うつ病、パニック障害などに鍼灸をお薦めしています。
マタニティーマッサージ行っています。

うつ病の改善につながる物質を特定か

阪大、うつ病改善物質を特定 新規治療薬に期待
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H8Z_V20C17A4000000/
チームは、マウスの海馬を調べ、感情の動きなどに関わる脳内の神経伝達物質「セロトニン」の刺激を受け取る複数の受容体のうち、「セロトニン3型受容体」を持つ神経細胞から、神経細胞の新生を促す「インスリン様成長因子1(IGF1)」という物質が分泌されていることを発見。
この受容体に働き掛ける化合物をマウスに投与すると、IGF1の分泌と神経細胞の新生が促され、行動実験では、うつ状態が改善した。〔共同〕

これ海馬でIGF1の分泌と神経細胞の新生が促される物質と言うことですが、裏を返すと、健常な人ではこの作用が十分なされていると言うことですね。
また認知行動療法を初め、鬱状態にある人に対して、適切な脳「海馬のの活動を促すような物理的刺激が効果を果たすと言うことになるでしょう。
例えば瞑想をすると脳の中にある「海馬」という記憶の中枢を司る場所の体積が5%大きくなることが知られています。
逆に加齢により海馬の活動性が落ちますが、高齢者にうつが増加することは広く知られています。
その他にも脳が委縮するような様々な病気や中毒で、鬱傾向が現れるのは、この海馬の問題も大きいでしょう。
しかし、鬱状態に至った原因となるイワユル人の記憶と結びついた自律神経反応には、適切な記憶の管理と適切な生活習慣を行うことが必要であることは変わりありません。
さらにうつ病となっているからには、海馬の活動性を上げて需要期と神経細胞の活性化を促さなければなりません。
これまではストレス回避と言う視点でのうつ病克服がメインでしたが、これからは新しい海馬の働きを獲得して、セロトニンを積極的に受容できる認知行動療法へと言う流れが重要になるのではないでしょうか?
具体的に言うと、仕事を続けているとウツが悪化すると言う判定は、そんなに単純化はできないだろうと言うことになります。
なぜなら休めばストレス回避になり、休息もとれるかもしれませんが、適切な生活を取り戻す取り組みがなければ、海馬の働きが取り戻せないかもしれません。
場合によっては、仕事をしていない方が海馬の働きを悪化させる場合すらあるでしょう。
現に仕事を休んだのにウツが悪化したと言う事例はやまほどあります。
仕事を止めるとか、休むとか、ストレスを回避するとか言うのは、実はきわめて抽象的な言い回しです。
あるストレスを回避するために行ったことが、異なるストレスを招くことはいくらでも考えられるのです。
そうした意味では、この研究が進み新薬が開発されて、セロトニンを受容できるように海馬を活性化させることができても、直面するストレスの管理や、実際に行わなければならない生活の室の問題は変わらず存在し続けます。
このように西洋医学が進歩し、メカニズムが解明されてきておりますが、やはり調和を重要視する漢方的な発想が優れていることが際立ちます。
当院の鬱病のページでも説明しておりますが、人の感情は浮き沈みがあるから正常ですし、不快な感情も快楽も、両方必要です。
精神活動だけでなく肉体も重要です。
食事も重要です。
労働も適切でなくてはなりません。
そうした中で、精神の安定が養われるのです。
おそらく良い薬ができて、セロトニンが受容できるようになっても、感情の安定や、体全体の調和のためには、多角的な視点を抜きにはできないでしょう。
当院ではそうした多角的な視点で、うつ病やパニック障害などのいわゆる心の病に対応しています。
鍼灸刺激により脳内の血流量が増えることが知られており、また様々な研究で、鍼灸刺激により、脳内の自律神経中枢を初めとする反射がおこり、自律神経を調節することができることが解明されています。
詳しくはお問い合わせください。

今日の穴、完骨「鍼灸マッサージ」

足の少陽胆経の完骨「かんこつ」は
片頭痛、耳鳴、めまい、高血圧、頸部痛などに使用します。
取穴は乳様突起中央の後方で、髪際を4分入ったところの陥凹部に取ります。
解剖→胸鎖乳突筋、頭板状筋 副神経、頚神経叢筋枝、脊髄神経後枝 小後頭神経 後頭動脈。
→当院では頭痛、偏頭痛、頸部通、肩こり、自律神経失調症、眩暈、耳鳴り、難聴、悪阻、逆子、不妊症、不育症、腰痛、ぎっくり腰、小児喘息、自閉症、ADHD、パニック障害、うつ病、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群などに鍼灸をお薦めしています。
小児鍼行っています。
お気軽にお問い合わせください。

今日の穴、懸顱「鍼灸マッサージ」

足の少陽胆経の懸顱「けんろ」は
片頭痛、顔面のむくみなどに使用します。
取穴は頭維と懸釐を結ぶ線上で、頭維の下2寸、コメカミのほぼ中央に取ります。
解剖→側頭頭頂筋、側頭筋 顔面神経、三叉神経 耳介側頭神経 浅側頭動脈前頭枝。

当院では頭痛、めまい、うつ病、パニック障害、不安障害、疳の虫、自律神経失調症、自閉症、ADHD、逆子、悪阻、不妊症、不育症、腰痛、ぎっくり腰冷え性、などに鍼灸をお薦めしています。
マタニティーマッサージ対応しています。

今日の穴、頷厭「鍼灸マッサージ」

足の少陽胆経の頷厭「がんえん」は
偏頭痛、耳鳴、めまいなどに使用します。
取穴は頭維(額角髪際入ること5分、神庭の外4寸5分)と懸釐(頭維の下3寸で、側頭下髪際と前兌髪際との接点)を結ぶ線上で頭維の下1寸に取ります。
解剖→側頭頭頂筋、側頭筋 顔面神経、三叉神経 耳介側頭神経 浅側頭動脈前頭枝。

当院は耳鳴り、偏頭痛、眩暈、うつ病、パニック障害、不安障害、過敏性腸症候群、自律神経失調症、自閉症、小児の引付、ADHD、小児喘息、眼瞼痙攣、チックなどに鍼灸や小児鍼で対応しています。
ストレス解消、疲労回復には指圧マッサージがお薦め。

自律神経失調症でお困りの皆様へ

自律神経失調症は原因不明で自律神経症状が現れる場合を刺しますが、妊娠中の悪阻、うつ病、パニック障害、慢性疲労症候群などでも自律神経症状は出現します。
鍼灸はこれらの自律神経症状に効果があります。
鍼灸刺激による脳血流量の増減や、脳内分泌物質の作用に働きかける化学的な根拠が明らかになり、メンタル的な疾患への応用も可能となっています。
お気軽にお問い合わせください。

今日の穴、三陽絡「鍼灸マッサージ」

手の少陽三焦経の三陽絡「さんようらく」は
腕の痛み、難聴、激痛時の痛みなどに使用します。
取穴は陽池から肘頭に向かい上4寸、総指伸筋と小指伸筋の間に取ります。
解剖→総指伸筋、小指伸筋 橈骨神経 後前腕皮神経 後骨間動脈。
腕の痛み、難聴、激痛時の痛みなどに使用します。

当院では神経痛、頚腕症候群、頭痛、自律神経失調症、うつ病、パニック障害、不安などに鍼灸をお薦めしています。
お気軽にお問い合わせください。
逆子不妊症、不育症、体外受精後の鍼灸にも対応しています。

今日の穴、神蔵「鍼灸マッサージ」

足の少陰腎経の神蔵「しんぞう」は
咳、精神科疾患、肺疾患、気管支炎、肋間神経痛などに使用します。
取穴は紫宮(華蓋(胸骨角上際)の下1寸6分)の外2寸、イク中の下1寸6分で第2肋間に取ります。
解剖→ 大胸筋、肋間筋 胸筋神経、肋間神経 肋間神経前皮枝 胸肩峰動脈胸筋枝、内胸動脈。

当院ではうつ病、パニック障害、不安神経症、全般性不安障害、自律神経失調症、自閉症、疳の虫、慢性疲労症候群、過敏性腸症候群、ストレス障害などに鍼灸をお薦めしています。
お気軽にお問い合わせください。
悪阻、逆子鍼灸、妊娠中のマタニティーマッサージに対応しています。

今日の穴神封「鍼灸マッサージ

足の少陰腎経の神封「しんぽう」は
狭心症、肋間神経痛、気管支炎などに使用します。
取穴は   ダン中(乳頭の高さ)の外2寸、霊墟の下1寸6分で、第4肋間に取ります。
解剖→大胸筋、肋間筋 胸筋神経、肋間神経 肋間神経前皮枝 胸肩峰動脈胸筋枝、内胸動脈。

当院では肋間神経痛、気管支喘息、気管支炎、自律神経失調症などに鍼灸をお薦めしています。
耳鳴り頭痛、うつ病、パニック障害などにも鍼灸がお薦めです。
小児鍼行っています。
お気軽にお問い合わせください。