長友佑都が行って結果が出ているこのやり方。
緩やかな糖質制限みたいな印象ですが、私もこれに近いことをしていて、体調は良いですね。
日本ではスポーツ選手はがんがん食べるべきみたいな風潮がまだまだ支配的です。
ですが、当院に来院されている体操選手の高校生も、特別がんがん食べずとも、筋肉ムキムキです。
週に5日以上、5時間を超える練習を重ねていても、決して痩せることもなく、筋肉ムキムキな超高校級のボディーを維持しています。
どうやら 夜練習を終えてすぐに就寝するのが良いようですね。
寝る前に良質な食事をすることで、しっかりと筋肉がつきます。
相撲取りも1日に食で、食べてすぐに寝ていますが、それで体がでかくなるわけですよね。
痩せたい人は、食べてからすぐに寝てはいけませんが、、、。
競技によって、どれくらい大きな体が必要なのかは異なりますが、とにかく米を沢山詰め込んで太らせると言う手法ではないやり方もありますので、食事トレーニングを行う時の参考にされてはいかがでしょうか。
ちなみに血糖値が急激に上がる糖質過多の状態だと、体は延焼しやすくなります。
怪我が治りにくかったり、筋肉痛が収まりにくくなったり、アレルギーが悪化したりします。
またインスリンの働きで、体内の血糖値が乱高下しますので、運動時に低血糖に陥りやすくもなります。
結果的にパホーマンスを下げてしまう場合があります。
結局はバランスが大事ですね。


長友佑都の肉体改造支えた「究極食事法」の秘密 –
https://toyokeizai.net/articles/-/288634
ファットアダプト食事法(以下、ファットアダプト)とは何か。

それは簡単に言うと、エネルギー源として脂質(ファット)を上手に使えるファット・アダプテーション(脂質適応状態)になるための食事法。糖質の摂取をコントロールして血糖値の乱高下を抑えて、良質のたんぱく質と脂質を積極的に摂るのだ。

カラダのエネルギー源になるのは、糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素。

このうちたんぱく質は筋肉などのカラダを作る役割のほうが優先なので通常はエネルギーとして用いられない。スポーツ時などは、筋肉を作っているたんぱく質がアミノ酸に分解されてエネルギー源となるが、その割合は決して高くない。だから、シンプルに言うとエネルギー源は糖質と脂質だ。

主要なエネルギー源は脂質

糖質と脂質は体内ではつねに一緒に使われている。その利用率は、どのくらいの強度で活動しているか、つまり活動強度で変わる。

日常生活のように、活動強度が低いときは、脂質がメインに使われている。

ビジネスパーソンが朝起きてバスや地下鉄でオフィスまで行き、デスクワークをこなして帰宅する。あるいはお母さんが朝子どもを保育園まで送り、パートタイムで働いてから、夕飯の買い物をして子どもを迎えに行く。こうした日常生活では、基本的に脂質がメインのエネルギー源になっている。

スポーツ時のエネルギー源も、大半は脂質で賄われている。マラソンやトライアスロンのようなスポーツでも、そしてサッカーでも、主要なエネルギー源は脂質だ。

糖質が盛んに使われるのは、活動強度が跳ね上がったときだ。筋トレで重たいウェイトを急に挙げたり、全力で短距離ダッシュをしたりする瞬間である。サッカーでも、僕が全力ダッシュで左サイドを駆け上がるときは糖質の利用率が上がる。
「略」
脂質は、体内では脂肪細胞に中性脂肪として収められている。これがいわゆる体脂肪の正体だ。皮下に集まった脂肪細胞に貯められているのが、皮下脂肪。内臓のまわりに集まった脂肪細胞に貯められているのが、内臓脂肪である。

皮下脂肪も内臓脂肪もつねに分解されており、それが筋肉などのエネルギー源として利用されている。

食事から糖質をたくさん摂ると、この体脂肪の分解がストップする。糖質を大量に摂ると血糖値が上がり、すい臓からインスリンがどっと出てくる。インスリンは筋肉や肝臓などに血糖を取り込ませて血糖値を下げると同時に、脂肪細胞で続いている体脂肪の分解をストップさせる。そればかりか、インスリンは血糖値を下げるために、血糖を脂肪細胞に取り込ませて中性脂肪に変えてしまうのだ。

糖質の摂りすぎは体脂肪の蓄積を促進させる

つまり、ごく一部の例外を除くと日常生活でもスポーツでも脂質がメインのエネルギー源。脂質をいかに効率的に使うかがポイントである。