学校行事など「学力以外」が受験の判断材料に 全国の高校で導入中、活動記録サイトの正体
https://toyokeizai.net/articles/-/216528
→学力だけで測れない実力を点数化できる仕組みを作りたいとのことで、ホートホリオと呼ぶそうです。
さて学力以外の部分をいったいどう査定するのと言う処が問題でしょうし、それは本当に役立つのかと言う問題もあります。
そして学力以外の部分を、点数化したり数値化したりすると、子供たちの生活そのものを、窮屈にする可能性もありますよね。
加えて学校以外の活動をするためには、時間とコストが必要です。
格差も生まれるでしょう。
英検を取り、漢検を取り、生徒会役員を行い、ボランティアに参加し、部活動も頑張り、ビアののコンクールで上位入賞を果たしみたいなパーフェクトチャイルドが求められるように感じてしまうんですよね。
そういう判りやすい理想的な子供以外の評価は、だれがどうするのでしょうか。
例えば電車オタクで、駆動方式や時刻表にやたら詳しく、世界中の電車の知識が豊富なお子さんがいたとしましょう。
そういう能力の場合、だれがどう点数をつけてくれるのでしょうか?
評価のしようがないものにでも、熱中することで生まれる、創造性や自主性は、結果的に切り捨てられる可能性がありますよね。
なんとなくですが、あちこちで電車知識検定とか、車知識検定とか、遊び方検定とか、子供が何かに合格すると評価してもらえるみたいな流れもできそうです。
けれどもそれはあくまで大人が用意した基準の中の話です。
ある会社にお勤めの方が、採用担当で、面接や試験で良いとされた方が、性格診断テストで落とされるケースがふえているとおっしゃっていました。
性格診断テストなんておのは、万能な訳がないんですが、結局のところ、基準を設けないと評価ができないという、評価する側の都合によるものなんですよね。
評価する側の都合で、本当の意味での子供の自主性や想像力が、逆につぶされてしまわないかと危惧しております。
当院では自閉症や不登校、チック、「自律神経失調症、うつ病、パパニック障害などに鍼灸をお薦めしております。