肩こりと言うと、「アー疲れたな→こりこり」って感じですよね。
肩と言いましても、整形外科的な解剖学に基づく肩や、一般に言う過肩こりが出やすい肩上部もあれば、私どもが意識している、機能的に関連付けた肩があります。
40肩や50肩、野球肩、胸郭出口症候群、頚腕症候群、頸椎症、筋緊張性頭痛に伴う肩コリなどもあります。
自律神経失調症やうつ病、パニック障害でも肩こりが強く出る場合が多いです。
例えば野球ひじの場合、ほとんどが肩周りの筋肉に緊張や凝りがあります。
肩が痛くて仕方がないと言っている方の、鎖骨下や大胸筋が凝っていて、腕骨が前に引っ張られて痛みが出ている場合もあります。
自律神経失調症やうつ病、パニック障害に伴う肩こりでは、精神的な不安定さが映し出されている場合が多いようです。
つまり交感神経緊張ですね。
筋緊張性頭痛は必ず肩こりを伴います。
疲労やストレスによる交感神経緊張が下地にありますので、肩こりだけでなく、全身的な緊張が見られていて、特に頭が痛いと訴えている場合が多いようです。
このように肩こりと言っても、いろんな肩こりがあるんですね。
ですので当院では肩が凝っているから、肩だけ揉んでほしい。
過多だけ鍼をしてほしいと言うご要望につきましては、上記のような説明をさせていただき、関連するところをマッサージしたり、鍼灸を行ていきます。
妊娠中はホルモンのバランスが変化し、自律神経がバランスを崩しやすく、肩こりもおこりやすいです。
当院ではもちろん妊娠中の肩こりにも対応しております。
マタニティーマッサージ、マタニティー鍼灸共に行いますので、お気軽にお問い合わせください。