青熊宇都宮治療院では、 鍼灸治療や指圧マッサージの他、医食同源の考え方から、さまざまな栄養素の活用について、紹介しています。
サプリメントが良い場合もあれば、むしろ食品から摂取する方が良い場合もあります。
 当院はドラックストアではありませんので、商品の販売等は行っていませんが、鍼灸やマッサージと共に取り組めば、、相互作用が期待できることですので、勉強方々記事にしていきたいと思います。
今回は葉酸です。
ウィキベディアを参考にしています。
 葉酸は、妊娠を望む女性にとっては、必須な存在です。
、厚生労働省は2000年、妊娠を計画している女性に対し、1日当たり0.4mg(400μg)以上の葉酸の摂取を推奨しています。
テトラヒドロ葉酸はアミノ酸および核酸の代謝に用いられる、重要な栄養素の一つで、不足すると赤血球障害や悪性貧血などになる危険性があります。
また、葉酸には、二分脊椎の発症リスクを低下させる効果があります。
妊娠や授乳による要求量の増加、小腸の病理的変化、アルコール中毒、メトトレキサートなどの薬剤投与によって葉酸の欠乏症が引き起こされます。
 妊娠期に葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害が起こり、重度の場合は死に至ります。
さらに無脳児の発生のリスクが高まるとされています。
葉酸は造血作用に対しビタミンB12と協調してはたらき、いずれのビタミンの欠乏も巨赤芽球性貧血を引き起こすとされています。
神経管閉鎖障害に対しては、妊娠初期が重要で、特に通常まだ妊娠に気付かない第一週が最も葉酸を必要とする期間であると考えられています。
  葉酸はアミノ酸や核酸の合成に必要となる補酵素であるため、細胞分裂の盛んな箇所に欠乏症の症状が出やすいとされています。
主要な症状は、貧血、免疫機能減衰、消化管機能異常などです。
さらに、欠乏症により、心臓病や大腸ガン、子宮頸ガンのリスクが高まると言う研究もあるようです。

 葉酸の栄養所要量は、推定平均必要量が 200 μg、推奨量が 240 μg、上限量が 1,000 μg(いずれも成人男女)とされています。
ただし、妊娠期および授乳期にはさらに推定平均必要量として +170 μg、+80 μgを、推奨量として +200 μg、+100 μg を付加することが求められます。
また、妊娠を計画している、あるいは妊娠の可能性のある女性は、一日あたり 400μg の摂取が望ましいとされています「。
葉酸を多く含む食品は、レバー、緑黄色野菜、果物です。
ただ、葉酸は参加しやすいので、新鮮な食材を、なるべく早く調理もしくは、生食することが良いとされています。
 葉酸が不足すると発がん性が高まると言われています。
しかしながら、発がんしてしまった場合、葉酸の大量摂取は、腫瘍を大きくしてしまう作用があるとの研究もあります。
摂取する人の体調によって、葉酸は寄与します。
低濃度の葉酸の摂取は初期段階の癌の防止をしますが、高濃度の葉酸の摂取は癌の形成の促進をする可能性があります。
ですので、公衆衛生学的には、過剰の葉酸を摂取しないようにすべきです。
サプリメントで葉酸を摂取することで、大腸がんのリスクが高まったとする研究があります。
逆に、自然の食事からの摂取では、リスクが高まらなかった、すい臓がんのリスクでは、むしろ自然の食事からの葉酸の摂取で下がったとする研究もあります。
。乳がんや前立腺がんでは、サプリメントでの摂取やや、過剰な葉酸の摂取で、リスクが高まるとする研究や、逆に食事由来であればリスクが下がったとする研究もあります。
高濃度の葉酸が癌を増加させる理由は、ヌクレオチド合成において葉酸が必要であるように、増殖型の新生細胞は葉酸を必要とし葉酸受容体が癌細胞中で増加するためであるとする考え方があります。総じて、葉酸は取りすぎず、サプリメントより、自然食品からの摂取の方が、無難なようです。
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