青熊宇都宮治療院では、不妊症や不育症、更年期や、自律神経失調症などで、お困りの皆様から、よくサプリメントの効果を質問されます。
医食同源言う考え方から、鍼灸や指圧マッサージに加えて、適切な栄養摂取を行うことは、重要なことだと思い、分かりやすく情報提供をしたいと考えています。
 今回は大豆イソフラボンです。
 大豆イソフラボンについては、不妊症に効果がある、更年期の症状に効果があるなどの、サプリメントの宣伝が多く散見されます。
今のところ、イソフラボンについて、特記した効果効能は示されていないようです。
統計学的な手法での、イソフラボンの効果は推察されていますが、その作用メカニズムは、明らかにされていない部分が多いようです。
私の感想としては、大豆イソフラボンは、日本人の生活様式から、「味噌、豆腐、納豆など」高い頻度で取り入れられており、どうしてもサプリメントで補わなければならないものとは思えません。
大量に摂取すると、甲状腺の肥大につながる副作用がありますので、海藻類と共に食べて、ヨウ素を取り入れましょう。

 以下ウィキペディアから、抜粋いたします。→
 厚生労働省研究班による大規模なコホート研究では、食品からのイソフラボンの摂取量が多いほど日本人女性の乳がんや脳梗塞と心筋梗塞、男性の一部の前立腺癌のリスクが低下するという相関関係が見られた。
順天堂大学の研究によれば、納豆の摂食頻度と月経状態・月経随伴症状は有意の関係がみられ、摂食頻度の増加は症状を軽減させている可能性があるとしている。
 イソフラボンの大量摂取には副作用もありますので注意です。
イソフラボンは甲状腺へのヨウ素の取り込みを阻害する作用があるため、ヨウ素欠乏の状態で大豆製品を多食したりイソフラボン大量摂取すると、甲状腺肥大をもたらす可能性がある。通常の日本食では海藻類にヨウ素が含まれている。内陸部ではヨウ素の摂取が難しいため、アメリカ、スイス、カナダ、中国などの国では、食塩にヨウ素の添加を義務付けている。
サプリメントのページに戻る→