日常生活に支障をきたすケースは少なくない 「1日6時間ゲームする子」に親ができる
こと
http://toyokeizai.net/articles/-/184655
→初めが肝心。まあそういう部分もあるんでしょうね。
我が家にはゲームがありません。
実際には古いウィーとDSがあるんですが、だれも使っていないですね。
火曜日と土曜日はNOテレビ。
タブレットやテレビは禁止にしています。
そして何かルールを破ったら、その日はテレビが見れなくなります。
子供がテレビを見る、ゲームをする時間が多いと、頭が悪くなるのは本当の事です。
統計学的に結論が出ています。
見たことはそれなりに頭に入っているんでしょうけど、実際に体を使って実行していない情報は、成長の役に立たないんですね。
と言うと反発する方も多いかもしれませんね。
記憶力の良い子は、テレビを見れば知識が増えるかもしれません。
ですがそこには工夫もないし、他人とのやり取りもほとんどないんですね。
ゲームが指定したルールを覚えているだけです。
自分で考えられない。
知識が多いことと、頭が良いことを混同してはならないんですね。
状況を把握して解決すること、問題解決能力こそが子供の成長には重要です。
10歳の壁と言う言葉がありまして、人間の成長は細胞レベルで9歳くらいで止まります。
小学校高学年になると、だんだん新しいことに対応する素地が作りにくくなります。
10歳の壁とは、聴覚障害児の教育過程で生まれた言葉なんですね。
聴覚障害があると、コミニケーションが取りにくい訳です。
そういうお子さんに、時には口に指を入れて舌を動かして、発音の仕方を教える。
実際に体験させて物事を理解させる。
そういう取り組みをさせたお子さんと、そうでないお子さんのその後の成長には、大きな差が生まれるんです。
そこにヒントを得て、10歳までに早期教育をした方が良いと言う話を、教育関連企業が積極的に発信しました。
ですがちょっと待ってほしいんですね。
長時間のテレビやゲームはよろしくない。
それはそうですけど、じゃあ代わりに1日中勉強させれば良いでしょうか?
それも違いますね。
あらゆる体験を通して能力を獲得する時期が、10歳までの発達ですから、親が選んだお勉強だけでは、ずいぶんとコミニケーション能力の欠如した形で成長することになっちゃいますよね。
ルールを覚える、体験する、人とかかわる、決断する、拒否できる、いろんな場面がないとよろしくないです。
毎日毎日、3時間も4時間も子供が自宅学習しています????
それじゃー何時他の体験ができるの?
ってことになりますよね。
勉強すべき時期にできる能力と体力、人間関係を作れる能力を身に着けさせる方が効率的ではないでしょうか?

そうそう私の処に来院される方のお子さんが、中3の夏までスポーツばかりで、たいして勉強していなかった訳です。
躾はきちんとするご家庭でした。
お子さんが自ら塾にいきたいと言い始めて、3か月で数学が50点から90点台に急成長したそうです。
元が頭が良いと言う人もいるでしょうけど、そういう風に子供が決断できる。
実際に吸収できることが重要な事ですよね。