逆子の鍼灸は多くの論文が発表されています。
合併した問題がなければ、鍼灸が逆子を回す手助けになることは、ゆるぎない事実です。
さてではどうしたら確立をあげられるのか?
それは、なるべく早いうちに施術を開始することです。
論文にも提示されている条件です。
 
逆子(骨盤位)に対する鍼灸、特にお灸の効果については、国内外で多くの論文が発表されています。
コクラン(Cochrane)のレビューでは、妊娠37週前にお灸を開始することで、出生時に逆子である確率を下げることが示唆されていますが、より質の高い研究が必要ともされています。
日本の臨床研究をまとめたEJAMレポートでは、鍼灸治療を受けた群が、自然回転を待った群に比べて高い矯正率を示した報告(中野ら, 2018)が紹介されています。
16のランダム化比較試験(RCT)を対象とした最新のメタ解析では、お灸が逆子の矯正に有意な効果を持ち(相対リスク 1.39)、特に鍼と灸を併用することで相乗効果が得られる可能性が示されています。
矯正率の事例: 国内の臨床データでは、584例に対して89.9%の矯正率を報告しているものもあります(林田, 1988)。
使用されるツボ: 足の小指にある至陰(しいん)という経穴へのお灸が一般的です。
メカニズム: お灸による熱刺激が「体性-自律神経反射」を引き起こし、子宮の血流量を増加させ、子宮筋の緊張を緩めることで、胎児が自発的に回転しやすくなると考えられています。 
安全性: 熟練した鍼灸師が行う場合、重篤な副作用は報告されていませんが、お灸による軽度の水ぶくれが生じることがあります。
 

Moxibustion for turning a baby in breech position – Cochrane. 新しいタブが開きます。
https://www.cochrane.org/evidence/CD003928_moxibustion-turning-baby-breech-position#:~:text=The%20most%20frequently%20reported%20side,and%20last%20published%20in%202012.
 
お灸で骨盤位(逆子)が治る – 全日本鍼灸学会. 新しいタブが開きます。
https://www.jsam.jp/pdflib/kiso_p13.pdf