我が家の燕は順調に増えて、5羽にまでなりました。
このところはすっかりと目が開いて、親鳥が虫を咥えてくると、ジャージャーと泣いて、ねだるようになりました。
巣の外に糞をするのが、やっかいなのですが、愛らしい姿に、妻はめろめろです。
日本野鳥の会の皆様には怒られるかもしれませんが、あんまりかわいらしいので、妻が思い切った行動に出て、困惑しています。「笑」
ある朝患者さんに鍼灸をして、会計をし終わったところで、唐突に「サワッチャッタ」、、、、、、、、、とのこと。
私「へ」
妻「だからサワチャッタ」
私「なにを」
妻「燕のひな、チョーかわいいの」、「触ろうとすると、口をぱくぱくして、、、、」
私「えーーーーーー、まじで、で本当に触ったの、、、。やめなよ。怖がるじゃん」
妻「大丈夫だって、親鳥きてなかったもん。フワフワしてすっごくかわいいの」
私「つうかさ、巣は破壊するは、ひな鳥は触るは、大迷惑じゃん」
妻「家に住まわせてあげてるんだから、減るもんじゃないし、触るくらいどうってことないでしょ」
私「まあ、人間の基準からすればもっともなようなきもしないでもないような、ムニャムウニャ、、、、」
私「でもさ、いいかげんにした方が良いと思うよ。燕からしたらさ、危険人物だよね。」
妻「いいの、かわいいんだもん」
それから日が進み、ひなを触る頻度が増加。
親鳥が警戒音を発しても、ひな鳥を触っている場面を目撃。
私「何を言っても無駄」
と言うことで、燕のひなは、ちょっとくらい触られても、特に問題はないようです。
親鳥は迷惑でしょうが、人間の臭いが付こうが、危険人物が時折、巣に手をつっこもうが、ひなが健在であれば、給餌を続け、ひな鳥もすこぶる良好であります。
私の息子は、妻に抱きかかえられても、燕のひなは触らなかったとのこと。
妻とは違い、場をわきまえた行動ができると、、、、。
「ちょっと怖がりな精確なだけ」とも言いますが、、、。
まあ、野生を大事にすると言う考え方とは、少し基準が連れてはおりますが、燕は人間と共存することで、明らかにカラスや猫などの外敵から身を守っていますよね。
そこで人間の行動も、人間だけが超越した存在ではないとする考え方になれば、巣の中に手を突っ込んでひなを触ると言う、「自然発生的な、いや衝動的な行動」も、自然のまま、ありのままの、燕と人間に芽生えた共存関係の中の一コマなのかなと、、、、、。
「てへ」なんちゃって、日本野鳥の会の皆様、怒らないでね。