さて、肥満はずいぶん着目されているのに、痩せはあまり注目されていませんね。 実は痩せの方が、問題になることも大野です。 原因がわからないのに、なかなか子供が授からないと言う声をききます。 また看護師さんなんかに多いのですが、夜勤がある方に、、不育症や不妊症が多いように思います。 別に看護師さんが痩せていると言いたいのではありません。 冷えと、不妊症との関連を考えたいのです。 大規模な調査で、冷え性の方は、早産傾向があると言う統計が出ています。 冷えは機能的な問題ですので、特に疾患がなくても、だれでもおこりうる体調不良と考えられます。 なぜ冷えるのか。 それは、筋肉を中心とした熱の賛成能力が適切かと言う処に集約されます。 、そしてその筋肉と言う熱を賛成するエンジンに対して、必要なエネルギーを提供できているか。 体格に対して、必要な大きさのエンジン「筋肉量」を持ち合わせているかと言う問題に、広がっていきます。 エネルギーの供給については、食生活と、体脂肪率。 必要な筋肉量については、運動量と疲労と言う問題へと、さらに広がりを持っていきます。 看護師さんの話になると、夜勤や重労働で、筋肉疲労と自律神経の失調をを来しやすい職業であり、適切な熱賛成能力を発揮するための、体調管理がしにくいと言うことが上げられる訳ですね。 そうしたことを踏まえると、太っているから痩せればよいではないかといって、不妊治療中に食事制限をすると、 体格に対して現時点で必要なエネルギー量が不足するので、筋肉が賛成する熱量が不足し、冷えやすい体になります。 冷えたからといって、直ちに健康を害することはありませんが、とりあえず早く子供がほしいと言うことに力点をおくのであれば、手法として間違いと言うことになるでしょう。 機能的に充実した環境を手に入れるために、冷えを克服したいのであれば、筋肉量を増やすべきなのです。 また筋肉が活性化できるような運動時間と、運動量を見出すべきです。 特に女性は見た目に敏感ですので、細い体になりたいと言う願望が強いようです。 若いころに食事制限で体重を落とした人ほど、体は細いけれど、体脂肪率は高い、隠れ肥満が多いようです。 妊活のためには、ただ単に痩せるのではなく、筋肉をつけて、代謝を活発にし、抗酸化作用を高めて、質の良い食事で体作りをすべきですね。