☆大介の坐骨神経痛日記と言うことで、お話は11月28日の土曜日に遡ります。 毎週土曜日の夕方は息子の空手教室のお供に、ちょっとだけ治療院を休憩して、近くの 幼稚園の体育館に足を運ぶことになっています。 この日も私青熊宇都宮治療院の伊東大介は、16時の枠の患者さんの針治療を終えて、 急いで体育館に。 けっこう寒くて、座布団を持っていって正解なんて思っていたら、厚着をしていったつ もりでも、黙って見ているのがつらい。 体が深深と冷えてくるので、ちょこちょこ立ったり座ったり、変な人と思われない程度 に体を揺すってみたり、屈伸をしてみたり、暇なので足でリズムを取ってみたり、最後 の方はまあまあ奇妙奇天烈と思われるような動きになっていたかもしれませんが、気に しない気にしない。 19時半に空手終了。 やあ今年の4月の息子は、空手の雰囲気が怖いのか、私の足にしがみついて離れなかっ たのですが、このごろでは、2時間半の練習に最後まで耐え、だんだんと掛声まで出せ るようになり、ちょっと感動。 めっちゃめっちゃ褒めてやりました。 帰宅後ご飯を食べる暇もなく、仕事。 21時、やっと夕食。 今日も忙しかったなと思いつつ足が冷えているなと感じて、ホットカーペットで居眠り。 23時、気がついてお風呂をいただいてから終身。 11月29日日曜日、朝9時から仕事、16時まで切れ目なく仕事した後、今日は子供 と遊ぶ時間を確保しようと言うことで、夕方は自宅内でかくれんぼ大会。 あちこちに隠れたり走り回って18時過ぎに食事、21時前には疲れて終身。 この夜は疲れていたのか、ほぼ毎晩飲むウイスキーを受け付けず、ほとんど飲まずに寝 室へ。 11月30日午前0時ころ、腰の激痛と左足の激痛で目が覚める。 なんじゃらほい。寝ていても痛い。起き上がっても痛い。 なんだか足が思うように動かない様子。 七転八倒し午前4時、もう寝ていられないのでネットサーフィンでもして気を紛らわせ ようとリビングへ。 5分と黙って座っていられず、自己診断開始。 左腰起立筋外側に疼痛。わずかに運動時痛ある。 左中臀筋、ハムストリング、後脛骨筋下腿三頭筋、ヒコツ筋にうずくような疼痛。運動 時痛も。 左足拇指足背にあきらかな知覚鈍麻。 左足足間接屈困難。左足指の多くが筋力低下「3から4」 こりゃやばいですね。 どうやら坐骨神経痛が起こっている模様。 片足に症状が出ており、おそらくはL4L5s1と想われ、狭窄ではなくヘルニアか、 変形性だなと。 こりゃあ大変。 変な歩き方をしながら妻に説明、ちょっくら鍛えなおしに30分ほど散歩に行くことに。 やばいです、靴がなかなか履けません。 ていうか階段下りるのにけつまずきそうになりました。 左足は底屈はそれなりにできるのですが、足屈ができないので、爪先が垂れてしまって 、歩きにくいし、左足指に力が入らないので、なんだかぐにゃぐにゃした感じ。 おーそうだ、わたしゃ目が悪いのに、足指の感覚がないと、足で探る動作ができない。 こりゃーまずいじゃないか「笑」 アーチンと歩き始めて早々に、自宅スロープでけつまずき、足がもつれそうに。 仕方がないので、膝を上げるような歩き方に。 踵より爪先が地面に先に着地してしまうので、歩きにくい。 左右に体がぶれるし、右足でがんばるのでばたばたした歩き方に。 何時もは30分程度のコースを40分かかって帰宅。 アーチンは変な歩き方をする主人にちょっとおちつかず、引っ張るような動作も。 最後はぶん回しのようになっておりましたが、やっと帰宅して階段を上ろうとして2度 ほど転倒しかかって、左足の爪先が階段に引っかかることが判明。 考えないと歩けないと言うのはめんどくさいですね。 体が冷えたので、お風呂絵。 浴槽内で痛みのため、だまっていられず。 膝を伸ばすと激痛。 ラセーグテスト陽性と判明。 こりゃ間違いなく坐骨神経痛です。 私は高校生のときに、馬鹿みたいに筋とれをしていて、腰を痛めました。 ジムのマシーンで180kgの重さを反動をつけて押していたら、腰がばきっといって 、それから半年ほど腰が痛かったんですが、毎年寒くなると腰痛が出ていました。 その腰痛をどうにかこうにか直していたので、勉強にはなっていたのですが。 今回の坐骨神経痛は、おそらく息子の空手で体が冷えてしまい、引き金になったと想わ れます。 この日は一日中痛みでおちつきませんでした。 痛いのに気合で歩いても、ちっとも良いことはありませんでした。 12月1日。朝12時、やっぱり痛みのため眠れず、どうにもならないのでそろそろ自 分で鍼でもやりましょうと言うことで、鍼治療開始。 自分では鍼をできる部位が限られるので、簡単な本治方と、局所鍼と、半体側の治療点 を刺激し、反射で疼痛を和らげる手法を選択。 局所的な鍼はどうやら効果的ではない模様。 反対の右足の治療点を、刺激していると、左の三頭筋が反射でぶるぶる震えてきて、そ れにつれてやや痛みが軽減。 風呂に入ると膝が伸ばせるように。 この朝は三回入浴し合間に鍼治療。 じょじょにではあるけれども、だまっていられない症状は改善傾向。 この日の仕事は朝からみっちり。 夜は取るのを止めようよと妻に。 昼過ぎになって、夜8時までみっちり患者さんが入っているとのお言葉。 あれ。 妻にやんわりと質問。 「でもさ、私が悪阻でつらいのに仕事させたよね」 「私が吐いた時、吐いた分食べろって言ったよね」 「私覚えているんだよね」 あくまじゃー、悪魔がいるーーー。 仕事を終えた私は、めっちゃ足をひきずっていました。 力の入らない足で1日中立っていたので、疲労困憊。 麻痺が出て筋力が低下しているのに無理やり立っているので、筋肉痛が出てしまいまし た。 夜ご飯を食べてから布団へ直行。酒も飲まずにぶっ倒れました。 12月2日、朝2時、やはり痛みが出て入浴と鍼治療を3回ほど繰り返す。 黙っていて痛いと言うことはなくなり、浴室で左足指を動かすことができるようになっ てきた。 足屈すると脛骨筋がすこぶる痛い。 でも動かない訳でもないけれども筋力は4程度。 ラセーグは出ているが、角度は大きくなってきた。 臀部痛軽減。 この日の仕事も朝から夜の21時までみっちり切れ目なく。 もう妻に何か言うことはあきらめました。 「くるしくったって、かなしくったって、あたっくナンバーワン」 仕事中の立位時の痛みは和らいできました。 仕事が終わって疲労感はあり、まだ足は引きずっていますが、爪先が動くようになって きているので、踵からの着地が少しできる。 階段でひっかかることが少なくなってきた。 まだまだ筋力低下も、麻痺も残っていますが、確実に回復しているようです。 12月三日、朝3時半。寝ていて痛いと言うほどではないけれども、鍼治療は行ったほ うが良いと想い、入浴。 足屈がずいぶんできるようになりました。 まだ下垂ぎみではありますが、踵から足をつけるようになってきたのえ、膝を大きく上 げずに歩けます。 神経痛はまだあり、筋力も完全ではありませんが、確実に直ってきています。 急性期の鍼治療では、やっている最中から症状の改善を実感できましたが、だんだんと 急激な反応は出にくくなっています。 手が届かない部分があるので、もどかしい。 それでも足指が動き、足間接が動き、疼痛が軽減し、踵をついて歩け、なかなか良い成 績じゃないですか。「へへへへへへ」 まだ痛いけどね。 今日はアーチンの検査で東京に行く予定。 時間があれば、どこかの治療院で鍼治療をしてもらおうと想っています。 ご清聴ありがとうございました。