60カ国で実施件数最高なのに、出産率は最低 成功率低すぎ!日本の不妊治療の残念な実

http://toyokeizai.net/articles/-/168431
世界各国の生殖補助医療の実施状況をモニタリングしている組織「国際生殖補助医療監
視委員会」が実施した調査では、日本の生殖補助医療の実施件数は60カ国中、第1位だ
ったにもかかわらず、出産率は最下位の6.2%というショッキングな結果が出ている。
「中略」
「顕微授精に代表される不妊治療だが、その不妊治療による妊娠で生まれた子は、自然
妊娠で生まれた子に比べ、自閉症スペクトラムになるリスクが2倍になる」
この調査結果は、1997年から2007年にかけて、カリフォルニア州で出生した590万例の
小児に関するデータを基に分析した数字だ。
「中略」
臨床精子学研究の第一人者でもある黒田優佳子医師(黒田インターナショナル メディ
カル リプロダクション)は、「欧米では顕微授精によって生まれた子どもには、自然
に妊娠して誕生した子どもに比べて、先天性異常の発症率が高い傾向があることが多数
報告されている」と言う。
「中略」
しかし、黒田医師は「不妊の40?50%は精子の“質”で決まります」と言う。

と言うことで、日本の生殖医療は世界的には低水準です。
私が知る限りでも例えば地域格差も大きいですし、病院選びが重要となることは間違い
ありません。
本来は男性赴任にも取り組まなければならない科学的根拠はいくらでもありますが、男
性側の意識が薄いこと、男性赴任外来が非常に少ないことも日本で生殖補助医療が低水
準に留まっている要因と思われます。
当院では婦人科の疾患や、不妊治療に合わせた鍼灸をおこなっていますが、男性不妊に
も取り組んでいます。
詳しくはお問い合わせください。