うつ病に薬は効くのか効かないのか 両極端の健康情報に迷い惑う人間の哀しい性
http://toyokeizai.net/articles/-/207475

これはなかなか難しいですね。鍼灸師が言うと薬事法違反とか言われちゃいますからね。「(笑」
一般論としてですが、症状を変えると言う意味では、薬は当然ですが反応を引き出せます。
ただし世界標準では薬は第1選択肢ではないようです。
具体的には、あなたは何が原因でうつ病になり、根本的にその原因を除去したり、解決する民には何が必要なのかが重要だと言うことです。
会社の人間関係が原因でした。
薬を飲んでも人間関係は変わりません。「(笑」
そりゃあそうでしょう。
お金が原因です。貧困なんです。
薬を飲んでも、お金は沸いてきません。
そりゃあそうでしょう。
先天的に脳の器質的な問題や、外傷や脳梗塞などの後遺症で、うつ病が出現。
状況によっては薬を続けて投与しなくてはならないかもしれないし、症状の変化によって、かなりファジーなコントロールが必要かもしれません。
微妙な変化に薬で調整し続けられるかが重要です。
また社会に適応するための能力は、薬がもたらしてくれるわけではありません。
原因が何であれ、社会に適応するための能力は、経験や学習、行動を通して獲得して、様々なことを脳に蓄積させた土台の上に成り立たせるのです。
だから気分が良くなった→うつ病が改善したんじゃないですよね。
生きるために取り組めて、やっていけるようになったら改善なんですよね。
そうした意味で、日本の現状は、世界標準からかけ離れていると私は思っていますし、そういう本質的な物の考え方に立脚して、私は鍼灸で、うつ病の患者様に携わっています。