当院は宇都宮で開院して6年となりました。 私が鍼灸指圧マッサージ氏の免許を取得し、施術をするようになってから17年。 やー長いですね。 鍼灸が及ぼす効果は様々ですが、効果が出るように適切なツボを探す技術が、とても重要だなと、改めて感じています。 不妊症に対して、昨今鍼灸治療の効果がさまざまな研究で分かってきました。 研究と言うのは実は限定した条件で、なるべくプラシーボをなくして行います。 プラシーボというのは、分かりやすく言うと、患者さんの思い込みによる効果。 心理的な効果のようなものです。 しかしながら、実際の治療では、プラシーボも重要になってきます。 心理療法と言うジャンルがあるくらいですから、カウンセリング的なアプローチも重要なんですね。 それだけではなく、患者さんの触り方「触診技術」などは、患者さんの快不快にに直結しますので、不快な触り方をすると治療効果が半減します。 またその場でどんな効果が出るのかも重要です。 不妊治療ではありますけど、肩こりや腰痛が改善しなければ、本当に自律神経や血流の改善につながっているとは言えないでしょう。 鍼刺激をすれば子宮の血流が良くなる、脳血流量が増えるなど、不妊症と関係する反応がおこることは化学的に解明されています。 ですが、鍼灸治療と言うのはトータルのものですので、気持ち良い触診、効果が直後にでも判る鍼灸、適切なカウンセリングや会話の充実など、総合した取り組みが必要になると当院は考えています。 当院の多くの患者様は口コミで来院されます。 7年目を迎え、今後とも精進していきたいと思っております。