更年期障害に対する鍼灸論文
1月 31, 2026
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更年期障害に対する鍼灸治療の有効性については、国内外で多くの臨床研究(RCT)やメタアナリシス(複数の論文を統合した解析)が報告されています。
論文から示されている主な効果
血管運動症状の改善: ホットフラッシュ(ほてり)や発汗の頻度・重症度を有意に軽減するという報告が多くあります。
精神的・身体的症状: 睡眠障害、イライラ、不安、肩こり、肌や髪のトラブルなど多岐にわたる症状の改善が認められています。
持続性: 治療効果が3ヶ月から半年程度持続する可能性が示唆されています。
研究の現状と限界
プラセボとの比較: 本物の鍼治療は「治療なし」と比較すると明らかに有効ですが、「偽の鍼(シャム鍼)」と比較した場合には統計的な有意差が出にくいという報告もあります(鍼を刺す場所に関わらず、刺激自体に何らかの効果がある可能性も指摘されています)。
メカニズム: 鍼刺激が脳内のエンドルフィンやオキシトシンの放出を促し、自律神経や体温調節機能を整えることで症状を緩和すると考えられています。
代表的な論文・資料
J-STAGE(日本): 「夜間の自律神経機能を調整し更年期症状を緩和する鍼治療」(2022年)
BMJ Open: 「プライマリケアにおける更年期症状への標準化された鍼治療の効果(ACOM研究)」(2019年)
PubMed (Meta-Analysis): 「更年期ホットフラッシュに対する鍼治療の効果」
更年期の不調、実は鉄分不足が原因かも?貧血に〈味噌汁〉がいい理由|管理栄養士が提案(ヨガジャーナルオンライン)■2026/01/30 05:45:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea022d88ca89eabab41d97692a9e0de6caa95c24?source=rss
Acupuncture in Menopause (AIM) Study – PubMed Central – NIH. 新しいタブが開きます。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4874921/#:~:text=A%20number%20of%20randomized%20controlled,may%20alter%20these%20central%20neuromodulators.
a pragmatic randomised study in primary care (the ACOM study). 新しいタブが開きます。
https://bmjopen.bmj.com/content/9/1/e023637#:~:text=The%20acupuncture%20intervention%20significantly%20decreased,randomised%20controlled%20trial